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- 2015.08.04 Tuesday
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本日久々に映画を観に行った。
「エンディングノート」
死に際して、これほど見事に静かに逝けるものか。
70歳を前に死を迎える主人公・砂田さんの言葉が印象的だ。
「うまく死ねるかなあ?」
「最後に<愛してるよ>と妻に言いたい」
父の死を冷静に撮りつづけた娘・砂田麻美さんの心根が優しい。
それもこれも、「エンディングノート」という
心の事前準備があったればこそだろう。
10年前に秀子が倒れたとき、
会社と家の経理を任せ切りだった私は、
たちまち困惑に巻き込まれた経験がある。
通帳がどこにあるのか?
何がいつ引き落とされるのか?
ATMさえ利用したことがなかった私は、
右往左往冷や汗タラタラ頭脳迷走オロオロウロウロを極めた。
倒れた6月の給与は、遅配に追い込まれる始末だった。
そんな経験があるので、
もしいま自分が倒れたら、
秀子や娘が大混乱を起こすだろうことを心配する。
これは早く「エンディングノート」を作成しなくっちゃ。
ということで、入手したのである。
↓↓中国新聞木ノ元記者さんからいただいたもの。
↓↓「エンディングノート」のセミナーを開いている
↓↓橋本さんからいただいた簡易版。
まずは簡易版から始めてみようか。
とは思えども、
最初の一行が書き出せないShiozyでもある。
「死後」を意識しての事前準備とは、なかなか難しいものである。
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Shiozyの拙い居合動画はここね。
http://www.youtube.com/watch?v=60tz4ru-8GU
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毎週火金は、周南市勤務のShiozyである。
朝出かけるとき、きちんと挨拶をする。
Shiozy「では、行ってまいります」
すると、秀子はきちんと返事を返す。
秀子「では、行ってまいります」
Shiozy「あんたは行かずにお留守番」
「行ってらっしゃい」が言えない秀子である。
こんな秀子ではあるが、家事全般をそつなくこなせるようになった。
発症10年目を迎えて、
「元気なお母さんへ」のメッセージが届いた。
娘からの誕生日プレゼントの花束だ。
本日、秀子65歳の誕生日。
寒中に春を告げるようなぽかぽか陽気。
天気も秀子を祝福している。
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本日は、安佐南区東野公民館で講演だった。
東野公民館が近づくにつれ、ウルウルしてしまったのだった。
今をさかのぼること三十数年前。
それはすなわち、秀子と初所帯を持ったときのことであるが、
東野公民館のすぐ近くに住んでいたのだ。
つまり、夫婦の始まりの場所。
懐かしさがこみ上げてきて、いつになく熱の入った講演になった。
最前列に坐ったご婦人が、講演の途中で、
「えっ、新聞に連載していたあのShiozyさん?」
「私、あの連載をずっと読んでました」
こう声を掛けられて、一瞬、講演が中断してしまった。
何年も前の新聞を覚えてくれていた。
その感動で、ますます熱がはいったのだった。
秀子と初めて所帯を持ったとき、
会社を興したのと娘が生まれたのが同時だった。
徹夜仕事で家に帰れない日々が続いた。
そんな時、秀子は雪で凍結した安芸大橋を
首の据わらない娘を背負って、通勤していた。
「あの時は辛かった」
秀子から今でもいわれるイヤミである。
それから三十数年。
はるけくも来たものだなあ、と
夫婦の在りようを感慨深く思うのである。
いい経験をさせてもらった東野公民館さんに、ありがとうだ。
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久方ぶりに、「ニュースの窓」に参加した。
これは、中国新聞の記者さん達が取材したネタを解説する会である。
通常、定員30名が一杯になることはほとんどなく、
数名規模の小さな会である。
小さな会であるがゆえに、親密感が増す会でもある。
本日のテーマは「終活」であった。
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終活(しゅうかつ)とは、「人生の終わりのための活動」の略であり、
人間が人生の最期を迎えるにあたってするべきことを総括したことを意味する言葉。
主な事柄としては生前のうちに自身のための葬儀や墓などの準備や、
残された者が自身の財産の相続を円滑に進められるための計画を立てておくことが
挙げられる。(Wikipediaより引用)
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開演15分前に会場に着くと、
なんと、なんと、なんと、
もう定員オーバー、というではないか。
はみ出した人たちは20人。
立ち見でもいいから入れろ。 と、ブーイングが起こった。
結局、詰めに詰めあげて全員収容できたが、
恐らく過去最高の盛況振りであったのだった。
それほどまでに、「人生の終わりのための活動」に関心があるのか。
認識を新たにした「事件」だった。
↓↓こんな盛況振りね。
実は、Shiozy的には「終活」よりも、
講演者の木ノ元陽子論説委員にお会いしたかったのだ。
何年も前から、彼女の記事に注目していた。
ネタを捉える目線が、低い。
常に弱者の立場で語る。
取材者に寄り添う眼差しが温かい。
そんな姿勢に感服していたからだ。
ぜひ一度お会いして話をしてみたい。そう思い続けていた。
本日やっと念願が叶う。
勇んで乗り込んだのだが、
あふれんばかりの参加者に、とても話ができる状況にはなかったのだった。
うぅぅぅぅ、残念。。。
ま、ここは気持ちを切り替えて、
自分のエンディングノートでも書いてみるとしようかのう。
死期が近いのか、Shiozy。
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ソアラサービスのモノづくり事業があわただしい。
2月14日のバレンタインが間もないとあって、
ドライピオーネ入りチョコレート「jewel」が絶賛発売中。
なぜ、どれほど絶賛かというと、
昨年は「jewel」3000個を完売。
今年は「jewel」4000個を売り切ろうという鼻息の荒さだ。
義理チョコ用にはちと高いが、
本命チョコにはうってつけだ。
なぜなら、「jewel」宝石を贈る本気度がハートをつかむはずだからだ。
お買い求めは、バッケンモーツアルト各店で
さて、もうひとつ。
本日10日より、白もみじ新発売イベント開催。
ソアラサービスがプロデュースし、やまだ屋さんから新発売、
特製ミルク餡入りもみじ饅頭「白もみじ」。
これまで開発してきた「黒」「赤」のあわせて、これで三色勢ぞろい。
白もみじと三色もみじ。
広島の新しいお土産になるに違いない。
楽しみではある。
●白もみじ新発売記念特別試食販売&三色もみじ新発売イベント
日程:2012年2月10日(金)〜12日(日)
場所:広島駅南口(在来線側)1階コンコース入口
白もみじ:8個入 880円、バラ100円
三色もみじ:10個入 1,100円(白もみじ4個/赤もみじ・黒もみじ各3個)
赤もみじ、黒もみじも販売します。
詳しくはこちら参照
http://soa-r.seesaa.net/article/250060637.html
わしは最終日20日に買いに行くとしよう。
売る切れてなければいいのだが。。。
甘いものを食べたら、虫歯になるよ。という天の声も。
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寒いけれど、世間では「立春」である。
世間は立春であれども、わし的には誕生日である。
しかも、居合道場入門一周年記念日でもある。
めでたきかな2月4日だ。
誕生日と居合。
このダブルな記念日に、ちゃんと気づいてくれる人がいるのである。
ソアラサービスが一足早く、誕生日プレゼントを贈ってくれた。
それはコレである。
鹿児島芋焼酎「刀」。
こういう気遣いがうれしいShiozyである。
さて、本日は午後から、道場稽古。
夕刻から、娘主催の食事会。 が予定されている。
どちらも楽しみなのであるが、
し、しかし、ドタキャンせざるを事態に陥ったのだ。
その原因は、、、、
歯痛
昨日から歯茎が腫れて、とてもモノが食べられそうにない。
道場は欠席させてもらうにしても、
食事会のキャンセルは娘に申しわけない。
痛み止めを大量に飲んで、参加するようにしようかのう。
その前に、歯医者さんへ行けってか。
歯医者はきらいだーーーーー。
痛みに沈む63歳の誕生日である。
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2012年が明けて以来、延々と続くマイブーム。
それは、時代小説である。
たとえば、こんな本とか
たとえば、こんな本である。
ブームが高じて、こんな文章に出会うと、
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安政二年十月二日の夜四ツ(午後十時)。
江戸は凄まじい地震に襲い掛かられた。
一夜明けて永代橋東詰めから見た深川は、町が平べったくなっていた。
潰れずに残っていたのは、富岡八幡宮や永代寺、三十三間堂など、
数えるほどしかなかった。
「早刷り岩次郎」 山本一力(朝日時代小説文庫)
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富岡八幡宮はここ。
永代寺はここ。
三十三間堂はここ。
江戸の地図や辞典を開いて、
いちいち確認するほどののめり込みようである。
登場人物が歩いた道筋が確認できたりすると、
それはもう「至上の喜び」だったりするのである。
このブーム、拙者だけの現象かと思ったら、さにあらず。
本日より、中国新聞の四コマ漫画は、
「ちびまるこ」に代わって、「栗之助」である。
傘張り浪人の父親の姿が愛らしい。
いま、時代劇がブームなのか。
そういえば、こたびの直木賞は、
「蜩ノ記」 葉室麟 であったのう。
↑↑ただいま読書中
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