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- 2015.08.04 Tuesday
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私は極めつけの濫読家である。
書籍広告や書評などで目についた本を手当たり次第に読む。
そんな時、予期せぬシンクロに出会ったりする。
ある時、東北は仙台の小さな出版社のWebサイトに出会った。
北の杜編集工房という。
そこのお勧め本に『日和の白(ひよりのしろ)』という小説があった。
伊達政宗が台頭した戦国時代の小説だった。
たとえば、こんな記述がある。
伊達政宗の陣立ては次の通り。
総大将 留守政影(るすまさかげ)
侍大将 泉田安芸(いずみだあき)
軍奉行 小山田筑前(おやまだちくぜん)
時を同じくして、夢しょぼうで『後藤新平』という本を注文した。
関東大震災後の帝都復興計画を遂行した官僚だ。
後藤も東北の出身だった。
この本にこんな記述がある。
(後藤が生まれた)水沢の地は仙台藩の要害の中では規模が大きい。
盛岡藩との境界の軍事的な要衝であるため、
伊達一門の中で第三位の格式を有する留守家が統治した。
後藤家は留守家の中級武士であり、代々、目付役、小姓頭などを努めた。
つまり、期せずして、東北の歴史に関する本を一気読みした。
これまで、岩手、宮城、福島三県の位置関係さえ確かでなかった人間が
戦国時代から明治大正期の東北の歴史を理解したわけだ。
来年は本格的な東北復興が始まる。
後藤新平の帝都復興計画に学べ、という声が聞こえるのも
むべなるかなである。
大晦日に当たり、東北に想いを馳せてみたShiozyである。
東北に新年の光を。
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Shiozyの拙い居合動画はここね。
http://www.youtube.com/watch?v=60tz4ru-8GU
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25日は、世間様ではクリスマスである。
しかし、武道家のShiozyにとっては「道場納会」の日。
ほぼ全員が集合して、一年の締めくくりの稽古であった。
↓↓幼稚園児から60歳代まで勢揃い<錬心館道場>
道場の大掃除の後は、お好み焼屋さんで打ち上げ。
稽古の後のビールがうまい。
ビールのあとの焼酎がうまい。
うまいうまいが続いて、結局二次会へ。
道場呑み助三人組での酒盛りとなった。
飲み倒したのは、Shiozyであるが、
しゃべり倒したのは、コガッチである。
二次会の冒頭から、「車の中で出産」話をするんじゃないぞ。
じじい二人はオタオタするじゃないか。
話題変わって、本日は周南市での仕事納め。
こちらは仕事が山積み。
ライター小川に年末まで仕事をさせて、
新年早々にはデザイナーに仕事を手渡すという「年末進行」。
予定通り進行するのか波乱含みではあるが、
何はともあれ「今年も終わりだなあ」感を味わっているShiozyである。
明日28日は、ソアラサービスの忘年会。
これで、今年一年の締めである。
みなさま、良い年をお迎えください。
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年末のこのクソ忙しい時期に、
「入社案内」の制作が進行中である。
会社案内・入社案内なるものは、
「わが社の理念・方針・戦略はこうである」と、
企業からの一方的なメッセージになりがちである。
これを見る人(学生)の側から捉えなおしたらどうなるだろうか?
そんな試みで、現役大学生をインターンシップに迎え、
彼らに企業取材を依頼してみた。
3ヶ月に及ぶ取材を経て、昨日原稿がアップされたところだ。
素人集団とは思えない、なかなか突っ込んだ取材原稿だ。
年末年始にかけて、この原稿をプロのライターがリライトする。
年が明けて、デザイナーが誌面校正をする。
出来上がるのは、2月末くらいだろうか。
楽しみではある。
さて、ここまでは前振りだ。
取材学生十数人と仕事を共有する上で、学んだことがある。
それは、「facebook」を活用する、ということだ。
昨今はやりのfacebookであるが、Shiozyは使いこなせていなかった。
それを彼らは自在に使いこなすのだ。
facebookの機能に、グループというのがある。
プロジェクトチームのメンバー限定のグループ頁を作り、
そこで進行状況や原稿のやり取りをするという使い方だ。
ふむ、こんな使い方があるのか。
「わしゃ、facebookよりブログのほうが好きじゃ」
そんな頑固依怙地固定観念なわしだったが、
こりゃ考え直さないといけないなあぁぁ。と思ったのである。
そこで、ソアラサービス主催の「facebook勉強会」に参加してみた。
基礎からの講習に、大変勉強になったのだが、
わしの一番の収穫感動は、プロフィールの新デザインだった。
タイトル画像が入れられて、すっかり新しくなったプロフィール。
↓↓それがコレね。
「プロフィール」がよりビジュアルに変身できる
facebook「タイムライン」である。
https://www.facebook.com/about/timeline
「真剣」をイメージ画像に据えて、
身の引き締まるような新年を迎えるShiozyなのである。
ちなみに、Shiozyのfacebook頁はココ
https://www.facebook.com/Shiozy
筆者注) この記事をブログに書くというのは、
やはりまだfacebookが使いこなせてない証拠と言えようか。(汗
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昨晩、もうちょっとで「殺される」ところだった。
帰宅途中のクルマが、長い下り坂の先の信号で止まった。
信号待ちのクルマの最後尾だった。
なにげにバックミラーを見ると、一台の軽自動車が下りてくる。
坂の半ばから加速度がついて、スピードが増す。
だんだん迫ってくるのに、スピードが落ちる気配がない。
「オイ、ブレーキ踏めよ」 胸のうちでつぶやく。
しかし、一向に減速する気配がない。
ぐんぐん迫ってきて、
来る来るくるくる、来たー
ぶつかる、と思った瞬間、
その軽は思い切りハンドルを左に切った。
ガシャン
縁石にバンパーをぶつけ、歩道に乗り上げて止まった。
歩道に人がいなかったのは幸いだった。
私のクルマとの差は数十センチしかなかったはずだ。
間一髪セーフ。
それにしても、
前にクルマがいて逃げるに逃げられない状態というのは
かなり怖いものがある。
軽自動車から降りてきた茶髪のオネーチャンへ。
あんた、ワシを避けた腕前は見事だったけれど、
歩道に人がいたら人身事故だったぜ。
師走は気ぜわしいかもしらんけど、気をつけなはれや。
交通刑務所行きでっせ。
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振り返れば、12月初めてのブログ更新である。
お恥ずかしいShiozyである。
12月に突入して、師走の気ぜわしさに負けまいと、
この方のマネをしてみたのである。
どこにいてもブログ更新するぞ。と。
そう、モバイルである。
モバイルといえば、言わずと知れた「iPad」。
そう、「iPad」を購入したのである。
これさえあれば、どこからでもブログを書くことが出来る。
たとえ公衆便所の中でも。
ふふふ、これでShiozyは天下無敵じゃ。 と思ったと思いねぇ。
ところがである。
WiHiポイントがあれば公衆便所の中でもネット接続が出来るのであるが、
な、なんと我が家で「iPad」が繋がらないのである。
3Gならどこでもつながるが、パケット料のかからないWiHi接続したい。
ケチなShiozyはこう考えたのである。
これが間違いのもとだった。
無線LAN完備の我が家なら、パケット料なしで「iPad」できるもんね。
と考えたのが甘かった。
どこにあるのかもわからないWiHiポイントにはつながるのに、
わしのすぐ横50センチのところにある無線LANにつながらない。
なんという不条理、。なんという理不尽。なんという傲慢さ。
ネットなんてきらいだーーーー。
というのが、ブログを怠っていた言い訳ではないのだが、
それにしても、文明の利器というのは、めんどくさいものである。
結局、未だに我が家での「iPad」は、WiHiにつながらないままである。
この憎っくき「iPad」はこれである。
我が家では使えない「iPad」。
怒り心頭である。
筆者注:WiHiって何? とか iPadって何? と思う方は、思い切りスルーしてください。
(最初に言えってか)
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先月は居合の試合などがあったりして、稽古に明け暮れたので、
あまり読書が進まなかった。
しかしそれでも、それなりに本を読んだのだった。
文庫を除くと、以下の五点。
左から
『生まれたままの私を』 加藤ミリヤ(幻冬舎)
シンガーソングライター加藤ミリヤの初小説。若い女性特有の観念論。
Shiozy評価☆
『職業は武装解除』 瀬谷ルミ子(朝日新聞出版)
20代からから世界の紛争地にコミットしつづけるその勇気に脱帽。
Shiozy評価☆☆☆☆
『舟を編む』 三浦しをん(光文社)
辞書を編纂するお話。言葉の奥深さと登場人物のほのぼの感が素晴らしい。
Shiozy評価☆☆☆
左から
『消失グラデーション』 長沢樹(角川書店)
第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作。読者をだます仕掛けがすごい。
Shiozy評価☆☆☆☆☆
『向田邦子 その美と暮らし』 向田和子(小学館)
向田邦子没後30周年記念出版のムック本。向田ファンとしては必需品か。
Shiozy評価☆☆☆
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