シルバーウィーク突入である。
海外旅行とシャレる方や、ファミリー旅行の方も多いと思うが、
海外旅行よりも家にいて布団を干す方が好きなShiozyなので、
家で蟄居するのである。
今日の布団はほっかほかだぜぃ。
唯一のお出かけは、
明日20日の夜の
「蚊取り線香ライブ@安芸高田」だけである。
家の中で蟄居する場合の必須アイテム、それはもちろん「本」である。
この5日間どんな本を読むべえかと、ほこりまみれの本棚を物色してみた。
ここ数年読んだ本は、片っ端から秀子さんが捨ててしまう。
残っているのは古い本ばかりである。
おう、こんな本もあったなあ。その当時を思い出して感慨深いのである。
で、見つけた一冊の文庫本。
なんと14年も前に出版された本である。
ぱらぱらとページをめくると、涙腺がウルウルしてしまったのである。
『日本一短い「母」への手紙 一筆啓上』
福井県丸岡町主催 角川文庫 平成七年七月初版発行
↓↓これね。
【画像:315179.jpg】
シルバーウィーク中、どこにも出かけない蟄居の方は
これでも読んで涙してください。
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お母さん、
雪の降る夜に私を生んでくださってありがとう。
もうすぐ雪ですね。
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あと10分で着きます。
手紙よりさきにつくと思います。
あとで読んで笑って下さい。
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「私、母親似でブス。」
娘が笑って言うの。
私、同じ事泣いて言ったのに。
ごめんねお母さん。
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桔梗が、ポンと音をたてて咲きました。
日傘をさした母さんを、思い出しました。
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母親の 野太い指の味がする
ささがきごぼう 噛まずに飲み込む
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絹さやの筋をとっていたら
無性に母に会いたくなった。
母さんどうしてますか。
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おかあさんのおならをした後の
「どうもあらへん」という言葉が
私の今の支えです。
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お母さん、
ぼくの机のひき出しの中にできた湖を
のぞかないで下さい。
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お母さん、私は大きくなったら家にいる。
「お帰り。」と言って子供と遊んでやるんだよ。
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お母さん、もういいよ。
病院から、お父さんを連れて帰ろう。
二人とも死んだら、いや。
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この作品の中に、当時9歳の女の子の作品がある。
飛んでいって抱きしめてやりたくなる。
彼女はいま23歳。いい母親に成れただろうか?
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