台風13号による被害の取材中に行方不明になった
中国新聞北広島支局記者松田高志さん(27)の行方は
いまだ不明のままです。
警察や消防団、そして中国新聞の同僚の皆さんの
懸命な捜索が続いていますが、手がかりは見つかっていないようです。
早く見つけてあげてほしい。
みなさんそう思っておられることでしょう。
そんななかで、同じように車ごと河に転落した方で、
見事無事生還した人がいます。
この↓↓記事をご覧ください。
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佐伯区湯来町麦谷、水内川沿いの国道433号。
薄皮のようなアスファルトだけを残し護岸が大きくえぐり取られた。
十七日午前零時すぎ、そこを通りがかった
地元消防団員の玉○さん(46)の軽乗用車と
佐伯消防署の消防ポンプ車の二台が、崩れた道路から川に転落。
消防署員四人は転落前に逃げたが、
軽乗用車の玉○さんだけが流れにのみ込まれた。
数キロ流された玉○さんは運転席側の窓から脱出。
意識を失いかけながらも川岸に泳ぎ着いたという。
(中国新聞Webサイトより引用)
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地元消防団員の玉○さんには、多くの好運が重なったそうです。
まず、ライフジャケットを着用してたこと。
車のドアガラスをたまたま開けていたこと。
(パワーウィンドウの場合、転落して電気系統がやられると
窓が開かなくなって閉じ込められる)
車から抜け出て、流された方向が本流ではなく支流のほうだったこと。
何かに掴ったが、意識朦朧でちからが入らず、必至で耐えていたが、
それは毎日10キロのランニングを欠かしたことのない
基礎体力があったこと。
こういう経緯で自力脱出ができたという話です。
大変な好運が重なったケースといえますが、
松田記者さんにも、
「好運の神」 が舞い降りること、
お祈りしております。
無事生還された玉○さんは、
職場で娘の隣に座っておられます。
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