<勘定方隠密同心 その7>

  • 2011.11.18 Friday
  • 14:56

 
江戸から上方に上ってひと月、

隠密同心指宿修左衛門の手下(てか)栄次郎は、

明石藩や大阪堂島の探索を精力的にこなしていた。

宮野聡次郎の評判は地に落ちていた。

「名相場師といえども、飢饉の前にはひとたまりもない」

「宮野は切腹ものじゃ」

「隠し持った小判をかかえて脱藩する」

などと風評が流れていたが、

宮野聡次郎の身辺を探っていた栄次郎にはそうは見えなかった。


謹慎蟄居する宮野邸は、ひっそりと静まり返っている。

膨大な富を築いたはずの宮野邸とは思えない寂しさだ。

「ひょっとして、宮野はいいように使われただけではないのか」

そんな疑問が湧くのである。

「これまでに築いた富はどこへ消えた」

ひとり考え込む栄次郎であった。


一方、指宿は江戸の札差を探った結果、

蔵前の三大札差、笠蔵屋、伊勢屋、大口屋のうわさを聞きつけた。

「上方の米相場で巨万の富を築いたらしい」

「今回の大飢饉にも売り抜けたそうだ」

「一番の儲け頭は笠蔵屋」

宮野聡次郎の金づるは蔵前の三大札差。

なかでも、絵図を描いた笠蔵屋が首謀者か。

しかし、札差どもの行状は正真正銘の商いに過ぎない。

「笠蔵屋を討つわけには参らぬのう」


江戸に戻った栄次郎と指宿修左衛門の思案が続く。

「諸悪の根源は、宮野様でもなく、札差でもない。

「ていうことは・・・」

「責は宮野様にかぶせて、ひとり富を私利したのは、城代家老様じゃ」


「栄次郎、明石へ飛ぶぞ」

「はい」


それからひと月後、

城代家老吉田四郎右衛門の役宅の前に立て札が立てられた。

「城代家老吉田四郎右衛門之儀

病にて死亡致し候につき 閉門と致し候」


立て札には「平十郎小判」が一枚貼り付けられていた。

                    <おしまひ>



<おまけ>

登場人物

城代家老 吉田四郎右衛門

勘定方組頭 宮野聡次郎

江戸上屋敷家老 塩崎徳乃進

隠密同心 指宿修左衛門

栄次郎
御徒組二十石二人扶持、下級武士の三男坊

札差 笠蔵屋平十郎

札差 伊勢屋

札差 大口屋


<参考資料>

『銀行総務特命』池井戸潤 講談社文庫

『武士の家計簿』磯田道史 新潮新書

『江戸三百年「普通の武士」はこう生きた』
八幡和郎・臼井喜法 ワニ文庫

『哄う合戦屋』北沢秋 双葉文庫

『損料屋喜八郎始末控え』山本一力 文春文庫

『新撰組の新常識』菊地明 集英社新書

『十三人の刺客』東宝シネマ

『大江戸地図帳』人文社編集部


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<勘定方隠密同心 その6>

  • 2011.11.16 Wednesday
  • 17:40

 
「連戦連勝のようじゃのう、聡次郎」

城代家老吉田四郎右衛門の役宅の奥座敷。

百匁ろうそくの薄暗い灯火に、城代家老のほくそ笑みが浮かび上がる。

「豊作続きの下げ相場に空売りを仕掛け、五倍十倍という益をもたらす。

そちの<テコのはねあげ>戦法は、まさに打ち出の小槌じゃ」


「恐れながら、

<テコのはねあげ>は小さな元手に大きな益という妙味がありますが、

ひとたび相場が反転しますれば、逆に膨大な損が生まれます。

もうそろそろ手仕舞い時かと存じますが・・・」

「何を申す。そんな弱気でどうする。

藩財政を立て直すのに、ここは一気呵成に攻め続けるのじゃ」

「ははっ」

頭を下げる宮野聡次郎の胸のうちは、怒りに震えていた。


<テコのはねあげ>をいくら説明しても、理解してもらえぬ。

それだけならまだしも、藩財政の立て直しを口実に、

江戸蔵前の札差に出資の配当した残りの益の大半を

ご家老一人が私利している。

藩財政立て直しが聞いてあきれるというものだ。

もし、相場が反転したら、

それを考えると身の縮む思いがする聡次郎だった。


二年後、天明の大飢饉が起こることは知る由もない。

                      <つづく>


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<勘定方隠密同心 その5>

  • 2011.11.14 Monday
  • 10:55

 
笠蔵屋の熱弁の前に、神妙に聞き入る伊勢屋と大口屋。

「堂島米会所の帳合取引はよくご存知でしょう。

これは先物取引ですから、小さな証拠金で大きく張れます」

「わたしゃ博打はきらいだよ」

すかさず伊勢屋から横槍が入る。

「伊勢屋さん、まあそう言わずにもう少しお聞きください。

先物は、現物の反対売買で先行きの安心が買えるんです」

今でいうリスクヘッジである。


「安心を担保しておくという堅実なやり方があります。

しかし、これじゃ金儲けの妙味がありません。

世の中には賢い人がおりましてね。

百両で千両を儲ける手妻師みたいな技があるそうです。

なんでも<テコのはねあげ>というらしいのですが、

難しい算術を用いて、そろばんではおっつかない計算をする。

そんな理数技の持ち主がいるのです」

「頭がいいだけで金儲けができるとは思えませんがね」

相変わらずの皮肉屋伊勢屋である。

「百両が千両にねえ」

大口屋はその気がでてきたようである。


「明石藩十万石の勘定方組頭に、宮野聡次郎様という方がおられます。

堂島では、全戦全勝の相場師聡次郎と大評判です」

「お武家さんに金儲けができるのかい」と伊勢屋。

「最近は、おさむらいも刀を振り回すより、

そろばん上手がもてはやされるっていうからねえ」と大口屋。


「宮野様がむかし江戸屋敷に参勤詰めの折、

親しくさせていただいておりました。

その伝手をたぐって、今回私にお声がかかったのです。

明石藩の乏しい藩財政を当てにするより、

江戸の札差と組んで大勝負をしたいとのこと」

「で、どれほどの勝負をしようってんですか」

「十万両を元手に百万両の大勝負」

「ひゃ、ひゃくまんりょう」

大口屋の腰が抜けたような大声が響いた。

「わたしゃ博打はきらいだが、勝負は大きいほうが好みだ。

よし、乗った。三万両出しましょう」

「じゃ、わたしも三万両」

「それじゃ、言い出しの私が四万両に、

伊勢屋さん、大口屋さん共に三万両ということでよろしいですね」

                      <つづく>

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<勘定方隠密同心 その4>

  • 2011.11.10 Thursday
  • 11:57

 
公儀から認定された札差は、江戸市中でわずかに百九人。

それに対して、一年間に払い出す切米(きりまい)は、

およそ四十万石。

一石一両と仮定しても、百九人で年に四十万両の商いだ。

札差が江戸でも桁違いの分限者たるゆえんである。

この百九人のなかでも、ひときわ大きな扱い高を誇っているのが、

札差御三家と呼ばれる笠蔵屋・伊勢屋・大口屋である。


「こないだは小判飾りの七夕だそうで、剛毅なもんですな笠蔵屋さん」

床の間の正面に坐った一番年かさの伊勢屋が、皮肉気に言った。

「おや、伊勢屋さんのお耳にも届いていたとはお恥ずかしい」

「平十郎小判などと、無茶ないたずらをして、

お上に目をつけられたらどうするんです」

大口屋の口調にもトゲがある。


お互い商売敵ではあるが、札差の権益は守るという意識はある。

「皆さんにはご迷惑をおかけするつもりはありませんから、

酔狂者のお遊びと笑ってください。

ところで、御家人衆の最近の傍若無人ぶりをどうお考えです。

三年先の切米を担保に金を貸せという無謀振り・・・」

「うちは二年限りまでしか貸さないようにしているが、

早晩三年限りの声が大きくなっていくだろうな」

「伊勢屋さんがそんな弱気でどうします」

ひとり強気の大口屋が言葉をはさむ。


「三年限りが四年限りになり、四年限りが五年限りになるのが、

目に見えるようじゃありませんか」

二人に問いかける笠蔵屋。

「貸せば不良債権。貸さなければ商売あがったり。

我々札差も、ここは考えどころでしょう」


問いかけられた伊勢屋、大口屋に声がない。

しばしの沈黙のあとに、笠蔵屋が意を決したように言った。

「金の運用先を変えましょう」


「平十郎小判などと、私も江戸では目立ちすぎました。

上方へ打って出ようと思います」

「えっ、上方ですか」


「大阪堂島の米相場です。

我々には切米という現物があります。

その上に、三人合わせれば三十万両という資金もあります。

まさに鬼に金棒です」

笠蔵屋の自信に満ちた説明が延々と続いた。

                      <つづく>

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<勘定方隠密同心 その3>

  • 2011.11.08 Tuesday
  • 14:06

 
六月晦日、例年なら梅雨も明けるはずなのに、今年はなかなか明けない。

浅草寺裏の日本堤にある遊郭吉原は、

湿地帯ゆえいっそううっとうしさが増していた。

重くねっとりとした空気を切り開くように、

チリンチャリンと柔らかな金属音が聞こえてくる。


幇間の三助の甲高い声が仲之町の大通りに響く。

「小判飾りの笹もってこい」

「この七夕飾りは、蔵前の大札差笠蔵屋さんの寄進でげすよ。

七夕飾りといっても、そんじょそこらにあるもんじゃありやせん。

とくとご覧あれ。小判飾りの七夕でござい」

チリンチャリン


「あれがうわさの平十郎小判か」

茶屋の路地に身を隠した指宿修左衛門がひとりごちると、

後ろに影のように控えた栄次郎が吐き捨てた。

「御公儀の小判に、じぶんちの屋号を極印させて、

平十郎小判と喧伝してまわるふていやからでさあ」


「小判にいたずらするのは、本来なら打ち首だが、

旗本や御家人の首根っこを押さえているので、

幕府も簡単には手が出せないのであろうのう」

「しかし、度が過ぎますぜ」

栄次郎の噴飯は収まりそうもない。


この栄次郎、明石藩御徒組二十石二人扶持、下級藩士の三男坊。

いわゆる部屋住みの身分で、

どこかの武家か商家に養子に行くしか生きるすべがない。

嫁ももらえぬ立場である。

このまま部屋住みでいても埒が明かぬとばかり、町人に身をやつしていた。

剣術のたしなみも相当のものがあり、一本気な性格を見込んで、

指宿修左衛門が隠密廻りの探索方に個人的に採用したのである。

むろんそれは、指宿と栄次郎しか知らぬ闇の関係だ。


「ところで、栄次郎。

国許の宮野聡次郎さまの不始末じゃが、お前はどう思う?

宮野さまひとりの仕業と思えるか」

「米相場に詳しいわけじゃござんせんが、聞くところによると、

空米(からまい)相場はなんでも百石(四百表)が単位とか。

百石の米を売り買いするのに少なくとも八十両の元手がいります。

穴を空けた百二十万両の何十分の一かの資金で売買できるカラクリとはいえ、

それでも途方もない資金が必要です。

明石藩だけで調達できたとはとても思えません」


「そこよ。裏に巨額な金が動いておるはずじゃ。

今日おまえをこの吉原に連れてきたのは、単なる座興ではない」

「ていうと・・・・」

栄次郎の思案がしばし続いた。



「そうか」

「どうやら絵図が解けたようじゃのう」

「チン」

隠密同心指宿修左衛門の鍔が鳴った。

                      <つづく>


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<勘定方隠密同心 その2>

  • 2011.11.05 Saturday
  • 16:47

 
「ご家老様の命(めい)、しかと承りました」

江戸上屋敷家老塩崎徳乃進の私邸奥座敷。

隠密同心指宿修左衛門のあたりをはばかった声が小さく発せられた。


「ひとつだけ、お聞きしたいことがあります。

宮野聡次郎さまの行状をつまびらかにしてしまえば、

明石藩はおとりつぶしになってしまうのではありませぬか」


「城代家老様をはじめ、国許の重臣達はそれをいちばん心配しておる。

わしもお家大事。

しかし、起こったことの真偽をうやむやにしてしまっては、

将来に禍根を残す。

国許では、宮野聡次郎ひとりに責任をとらせて

事態を収めようとの動きがあるやに聞き及ぶ。

真実をしっかりつかむのがそちの仕事じゃ」

塩崎徳乃進は厳しい表情をふっとゆるめて、言葉を継いだ。


「ここだけの話じゃがのう。

幕府は近々<棄捐令>を発するご意向じゃ」

「キエンレイ?」

「禄米を扱う札差どもの暴利は目に余る。

それに引き換え旗本御家人の窮乏は増す一方じゃ。

上様は借金棒引きの大英断されたのじゃ」

「それはまことでござりますか」

「札差どもへの棒引き額は百二十万両に及ぶという。

棄捐令は旗本御家人が対象だが、

これに親藩譜代の大名を加えるという話もあるらしい」

「となれば、我が明石藩の財政も立て直せると・・・」

「そうじゃ。

宮野聡次郎の空けた穴を幾分でも塞げるというものじゃ。

我が藩の行く末は棄捐令にかかっているといっても過言ではない」


「だからのう、指宿。心置きなく暴いて来るが良いぞ」

「ははっ」


「最後にもうひとつ。

わしは今回の宮野聡次郎の諸行状、あやつ一人の仕業とは思えぬ。

どこかに黒幕がいるはずじゃ。

それが判明いたさば、斬って捨てよ」

「それが誰であっても、でござりまするか」

「そうじゃ」

塩崎徳乃進の決然とした声が響いた。

                      <つづく>

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<勘定方隠密同心 その1>

  • 2011.11.03 Thursday
  • 11:50


先週末から風邪でヨレヨレのShiozyである。

寝込む、起きる、の繰り返しで、快復の兆しなし。。。

そんな中で公言した初物「時代劇」。

これはちと荷が重すぎた。

時代劇となれば、そこそこ時代考証をしなければならない。

言葉ひとつ書くのに、いちいち調べなければならない。

結構つらい作業である。

しかし、公言したからには書かずばなるまい。

どこまで書けるかわからねど、まずは始めてみようかのう。


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<勘定方隠密同心 その1>


「おぬしはどう思った。勘定方隠密同心が身辺を探っていると知ったときだ」

城代家老吉田四郎右衛門の尖った声が響いた。

宮野聡次郎は身じろぎした。

そして答える前、天井に目を向けた。

その目を畳に戻すと同時にふーーーと長いため息をついて言った。

「恐ろしうございます」

「その時、おぬしが抱えていた損失は?」

「百二十万両くらい・・・だったと思います」

「な、なんと、百二十万両とな。

百二十万両といえば、幕府の年間総経費に匹敵する額ではないか。

これが露見すれば我が藩はお取りつぶしになるぞ」


明石十万石の勘定方組頭宮野聡次郎は、

大阪は堂島の穀物相場で知らぬものはない今で言う有名ディーラーであった。

相場師聡次郎。

これが通り名の時代の寵児。

明石藩は親藩とはいえ、たかだか10万石の中藩である。

由緒はあるが、財政は厳しい。

それを勘定方組頭宮野聡次郎が、相場観と明るい数理を用い、

藩米を現物の数十倍に膨らませて先物取引を成功させた。

明石藩にとって「魔術師」のような英才であった。


ところが、徳川家治さまが第9代将軍をおつぎになったばかりの天明3年(1783年)、

浅間山が大噴火し、関東・東北は大飢饉となった。

これにより米相場は大暴騰。

近年の豊作続きをにらんでの下げ相場を、

現物の数十倍の規模で張っていた聡次郎はひとたまりもなかった。

百二十万両もの負債を負ったのだ。


いつの世も同じ。

明石藩の重臣達は、これを隠蔽糊塗しようと画策する。

そこへ、江戸上屋敷家老塩崎徳乃進の密命を受けた隠密同心指宿修左衛門が

秘かに探索を開始したのだった。

                                    <つづく>と思う。。。

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<初挑戦・時代劇>

  • 2011.11.01 Tuesday
  • 21:19


文から武の人となったShiozyである。


先般、あるブログ読者さんから、

「いまさら武道にのめりこんでも、肉体の衰えには勝てないんじゃないですか。

それより、面白いお話で読者さんを楽しませる文の道のほうが社会に役立つのでは?」

と、イヤミを言われた。


まあ、それも一理あるのだが、わし的には肉体を鍛えたい。

しかし、ブログで居合の話ばかり書いていても、

興味のある方が限られているのは確かだ。

手を切った話などを書いていると、それなりに反応はあるものの、

そうかと言って、毎回手を切っていたのではカラダがもたない。

ふむ、ここは思案のしどころだなあ。


そこでShiozyは考えた。


武の道を文で語る。


これである。


時代小説、剣豪小説を書こう。

そうすれば、居合の話も語れるし、

ブログ向きのお話も語れる。

一挙両得一石二鳥一心不乱軽挙妄動である。

大丈夫かShiozy????


とはいえ、時代小説を創作してもShiozyらしくない。

Shiozyらしいのは、パクリである。

かの向田邦子作品の冒頭の一文をパクって、別のエッセーを書く。

そう、あの手法である。


今回のパクリは、直木賞作家・池井戸潤の初期作品

「銀行総務特命」を時代劇風に翻訳するという試みである。

なぜ「銀行総務特命」かといえば、たまたま今読んでいる本だからである。

↓↓これね。
池井戸潤

他意はない。安直である。許せ。


では、「銀行総務特命」を時代劇に置きなおせばどうなるか?

あとは読んでのお楽しみである。


『勘定方隠密同心』 第一回ご期待あれ。

おいおい、前振りだけかい。


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